創薬機構は生命現象の解明や難病の克服など、国民の健康増進に貢献することを目指し、東京大学大学院薬学系研究科の附属組織として、創薬シーズ探索研究などで支援が必要な方々に総合的な支援*をしています。目的の活性化合物を探索されたい研究者に対しては、本邦最大の公的化合物ライブラリーからの化合物サンプルや必要となるスクリーニング技術や設備を提供しています。また、発見された活性化合物から、より好ましい活性と物性や体内動態を示す化合物への合成支援を機構内に設置した「構造展開ユニット」が担当しています。
* 日本医療研究開発機構(AMED)の生命科学・創薬研究支援基盤事業(BINDS)への参画を通じ、必要に応じBINDS内の他のユニットや外部の研究機関と連携の上、企業創薬のノウハウを活用して、アカデミア発の創薬シーズの医薬品としての実用化を目指した支援を提供しています。
News & Topics
2025.04.11
HPリニューアルのため調整中、ご不便をおかけし申し訳ありません。完了時に改めてお知らせします。
2025.03.17
2025年06月26日に 第1回スクリーニング講習会 をオンラインで開催します。
2025.02.05
化合物提供契約の包括化(追加申請時の機関契約手続不要)、試験結果報告書の変更など、利用者皆様の利便性を高める取組を進めています。もし書式変更等で不具合や不明点がございましたら、ご相談ください。
体制と各機能
創薬機構は、現在3つのチームが連携し、創薬の基礎研究における各ステージの課題をシームレスに支援する体制を整えています。
東京大学大学院薬学系研究科附属
創薬機構
構造展開ユニット(LEU)
化合物スクリーニングチーム
- 化合物ライブラリーの構築と提供
- アッセイ系構築とスクリーニング実施のコンサルティング
- スクリーニング施設と設備の利用提供
- スクリーニング講習会定期開催
MedChemチーム
- ヒット化合物からの創薬コンサルティング
- リード化合物への合成展開
ADME チーム
- in vitro 薬物動態試験
- 体内動態/薬効関連試験