過去のプロジェクト
PDIS制御拠点(H24~H28)
ターゲットタンパク研究プログラム制御領域(H19~H23)
- スクリーニング
- インシリコ
- 研究グループ支援と研究交流
- 関連組織図
- ターゲットタンパク研究プログラム
タンパク質解析基盤技術研究(H18)
PDIS制御拠点(H24~H28)
PDIS制御拠点について
化合物スクリーニングから最適化合成の研究支援体制を全国的に整備!
東京大学の公的化合物ライブラリーと各大学に導入された多検体スクリーニングの共用設備を基盤とするライブラリー・スクリーニング領域に、得られたヒット化合物をさらに最適化する有機合成と独自のライブラリー化合物合成を担当する合成領域を新たに加え、強固なネットワークとして我が国の創薬プロセスの革新を目指しています。


関連組織図

ターゲットタンパク研究プログラム制御領域(H19~H23)
スクリーニング

<技術開発の内容>
-
化合物アレイによるスクリーニング技術
独自の化合物アレイの作成技術開発
(1チップあたり4000スポットのアレイ化) -
新規プローブによるスクリーニング技術
独自の原理に基づく蛍光化合物の創製 -
蛍光相関分光によるスクリーニング技術
FCSなどに基づくリガンドとタンパク質の相互作用の高速検出システムの確立
(定量性・再現性)
(1) 化合物アレイによるスクリーニング技術
化合物アレイスクリーニングの概要

新型化合物アレイヤーの開発

(2) 新規プローブによるスクリーニング技術
コイルドコイルペアを用いた生細胞膜受容体のラベル化





(3) 蛍光相関分光によるスクリーニング技術
FCSを用いた相互作用阻害剤のスクリーニング技術(蛍光相関分光法)

インシリコ

- 特定標的に対する化合物選択
Focused Library の作成 - インシリコスクリーニング技術開発
(1) 特定標的に対する化合物選択

(2) インシリコスクリーニング技術開発

各ターゲットタンパク研究グループへの支援と研究交流

- 各ターゲットタンパク研究者がタンパクの制御化合物を創製するために、これまでに下記19グループと連絡を取り合っている。 その過程で、化合物供与とスクリーニング実地に際し、各機関に発生する知財の問題を整理し、 化合物サンプルの提供契約関連の指針を策定した。 これまでに下記チームには必要に応じ、スクリーニングすべき化合物の提案を行い、 ライブラリーから化合物サンプル提供を開始している。

化合物スクリーニング支援グループ一覧
代表機関 | 代表研究者 | |
---|---|---|
基本的な生命の解明 | ◎北海道大学大学院薬学研究院 | 稲垣冬彦先生 |
◎高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所 | 若槻壮市先生 | |
◎大阪大学大学院 生命機能研究科 | 岩井一宏先生 | |
◎京都大学 大学院医学研究科 | 岩田想先生 | |
◎東北大学 大学院医学系研究科 | 山本雅之先生 | |
医学・薬学等への貢献 | ◎九州大学生体防御医学研究所 | 福井宣規先生 |
◎東京大学 大学院薬学系研究科 | 富田泰輔先生 | |
◎東京大学 大学院医学系研究科 | 北潔先生 | |
◎東京大学 大学院医学系研究科 | 門脇孝先生 | |
◎東京大学 大学院医学系研究科 | 松島綱治先生 | |
◎筑波大学 大学院生命環境科学研究科 | 柳澤純先生 | |
◎東北大学 大学院薬学研究科 | 青木淳賢先生 | |
◎大阪大学微生物病研究所 | 熊ノ郷淳先生 | |
食品・環境等の産業利用 | ◎理化学研究所基幹研究所 | 伊藤昭博先生 |
◎名古屋大学生物機能開発利用研究センター | 松岡信先生 | |
◎東京大学 大学院農学生命科学研究科 | 永田宏次先生 | |
◎東京工業大学 大学院生命理工学研究科 | 村上聡先生 | |
◎東京大学 大学院農学生命科学研究科 | 大西康夫先生 | |
◎東京大学 大学院農学生命科学研究科 | 田之倉優先生 | |
◎熊本大学 大学院医学薬学研究部 | 寺沢宏明先生 | |
◎理化学研究所 播磨研究所 | 山下敦子先生 |
「制御領域」の目的
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「ターゲットタンパク研究プログラム」の「制御」領域においては、酵素や受容体などのタンパク質の機能解析を推進するために、これらの機能を制御する小分子化合物を探索するための基盤を構築し、さらに制御化合物を開発するための技術開発を行うことを目的としている。
構築された基盤および得られた研究効果に基づいて、各々の「ターゲットタンパク研究者」に化合物供与と情報の提供を行うことにより研究の支援および交流を行う。

タンパク質解析基盤技術研究(H18)
タンパク質解析基盤技術開発
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文部科学省では、「タンパク質解析基盤技術開発」プロジェクトを平成18年度から1年間実地しました。本事業は、「ターゲットタンパク研究プログラム」に先駆けて行われたものです。
生命現象において重要な役割を果たしているものの、現在の技術水準では解明が極めて困難なタンパク質の解析を将来可能にするために、開発に一定の期間を要する、ブレイクスルーをもたらすような重要かつ基盤的な要素技術を開発することを目的として行われました。
また、本事業は、「タンパク3000プロジェクト」で得られたさまざまな成果を活用しつつ、タンパク質の生産、解析、制御、情報プラットフォームに関する技術開発により、疾患等に関する重要なタンパク質の解析能力の向上等を目指して行われました。
